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マッチングアプリで返信が思いつかないとき、私が考えたこと
マッチングアプリでメッセージが届いたのに、返信が書けない。開いては閉じて、また開く。先に断っておくと、私はこれを楽にするアプリを作っている人間なので、この記事には宣伝が混ざります。 そのうえで、何をどう考えたかを書きます。
止まっているのは、たいてい「書き出し」
自分の場合を振り返ると、内容が思いつかないというより最初の一行が出てこないことのほうが多くありました。言いたいことは何となくあるのに、白紙に書き始められない。
そして一度書き始めると、そこから先は案外進みます。詰まっているのは全体ではなく、入口だけでした。
白紙から書くのをやめる
だとすれば、必要なのは完成した文章ではなく、直せる下書きです。ゼロから作るのは難しくても、目の前にある文を直すのは比較的やさしい。
作ったアプリは、届いたメッセージを渡すと返信案を3つ出します。 1つではなく3つにしたのは、1つだと「これでいいのか」を判断することになり、結局また白紙に近いところで悩むからです。並んでいれば選べます。
- 3つから選ぶ
- 気になるところをその場で直す
- 方向ごと違うときだけ作り直す
出てきたものを、そのまま送らない
ここが一番大事なところです。AI が出した文章は下書きであって、あなたの言葉ではありません。直して送るところまでが前提の作りにしています。
生成された文章が不自然です/期待した内容と違います
AIによる生成のため、内容が必ずしも適切であるとは限りません。次の3つをお試しください。
- その場で直す: 返信案の右上にある鉛筆のボタンを押すと、文面をそのまま編集できます。直した内容がコピーされます
- 口調や文章量を変える: 入力欄の上にあるチップ(例:「誠実・丁寧 / 短め」)をタップすると変更できます
- 作り直す: 返信案の「別の口調」から、口調を変えて作り直せます(新しく1回ぶん使います)
送信する前に必ず内容をご確認ください。生成された文章の内容について運営者は責任を負いかねます。
「送信する前に必ず内容をご確認ください」は建前ではなく、実際そうしないと自分の言い回しになりません。詳しくは返信案が思っていたのと違うときに、できる3つのことに書きました。
他人とのやり取りを扱う、ということ
この種のアプリで一番気になるのは、会話がどこへ行くのかだと思います。相手のいる文章なので、自分だけの問題ではありません。
登録した相手や会話履歴はどこに保存されていますか
すべてこの端末の中だけに、暗号化して保存されます。 運営者のサーバーには保存されません。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。
返信案を作るときだけ、そのとき必要な文章をAI(Google Gemini)へ送信します。送った内容が運営者のサーバーに残ることはありません。
端末の中だけに置く設計にしたぶん、機種変更では自動で引き継がれません。そのあたりは会話はこの端末の中だけに書いています。
使わないという選択もあります
最後に。返信が思いつかないとき、返さないという選択も普通にあります。 気が乗らない相手に無理に返すために道具を使うのは、おそらく誰のためにもなりません。
返したい相手がいて、でも書き出しで止まっている。そういうときにだけ役に立つものとして作りました。